2007年10月08日
うちのタイニーアバターができるまで(おおまか編)
参考になるのかならないのかわかりませんが、CUEQUEタイニーができるまでを大まかに紹介してみます。
あくまで一例ですので、わずかでも何かの足がかりになれば…。
1)まずは 必要なもの 紙・シャーペン/おかし/アイス/果汁100%ジュース
まず何からはじめるかと言うと、当然ですが何を作るかを決めます。
これは大部分、"自分が欲しい物"で決まってくるようです。無いから作ろう、自分ならこうかなぁ。というとっかかりです。
昔のラクガキやメモ、その時好きなモノなんかを頭の中でコネコネしつつ紙に適当に。ひゃっほー。
自分はすごく忘れっぽいので、描いておかないと忘れちゃいます。自分以外にはさっぱりわからない図がA4コピー紙にずらり並びます。

いきなりプリムに向かうのもアリなのですが、これはプリムの形の特性に引っ張られてしまう気がしますので、まずはダラーっと紙に描いていきます。欲しい要素や取り入れたい形、シルエット、雰囲気とか。プリムで作製可能なのか? はこの時考えません。
最終的な着地点をこの時決めて、作成中はこれを見つつ作業を進めていきます。
2)形を作る 必要なもの SLクライアント/鏡面反転スクリプト
さて、何を作るかが決まりましたらプリム編集です。
まずは作業土台となります四角プリムに、鏡面反転スクリプトのbaseを流し込みます。

この四角を切りのいい座標に移動させ、前後左右の基準座標として作業を進めていきます。この土台が妙な位置にあると作業がしにくかったりしますので、これは必ずX,Y,Zとも切りのいい座標に。
右手左手など左右対象物を作製するときは、片方作ってこの土台で反転コピーを撮ることになります。
さて、ここらではじめて、土台の上に作りたい形を置いていきます。タイニーはなかなか大きさの目安がわからなかったりしますので、隣に実サイズのTinyマネキンを置いてやり、プリムの流用なんかもしつつモデリングを進めます。

作業を中断する際は、土台にタイニー名・日時を記録し、地面に置いてあるプリムを全て選択。最後に土台を選択して、右クリックからまとめてコピー、あるいはTake。
これで各パーツや土台からの位置関係など、作業環境を全部、まるまるセーブする事が可能です。
作業再開時は、持ち物の中からそのタイニーの最終日時のモノを展開すればOK。その時も全体の位置を土台の座標の切りのいい数字に揃えます。ばちん。
3)装着して調整 必要なもの SLクライアント/タイニーボディークラッシャー/タイニー用シェイプ/シェイプ消し用特殊透明プリム
ある程度納得できる形になりましたら、手や足、頭など、それぞれの部位に分割してリンク。タイニーボディークラッシャー(タイニーの体型になるスクリプト)とタイニー用シェイプを装備し。実際に手足に装着し動かしつつ調整します。
この時、手や足・髪などそれぞれのパーツごとに、いくつかの予備プリムをリンク付けておくと便利です。

こうしていくつか余分なプリムを仕込んでおくと、もう少し形が欲しいな、という時や、シェイプのはみ出しを特殊透明プリムで削る時など、後からプリムを追加したくなった場合、いちいち体から外してリンクをバラす必要が無く、このプリムをずずっと引っ張ってきて使用すれば良いので、体に装着したそのままで調整を続けることが可能です。
この予備プリムは最終調整時にリンクを外して消してしまってもいいですし、メンテ用に少しだけ残して入れておくのも手だと思います。
この時の注意点をひとつ…。プリムの編集情報は体に装着したままではなかなかサーバ側に保存されないようです。1時間装着したまま調整…とかはとても危険です。悲劇の予感です。この状態でSIMやクライアントが落ちた場合、かなり高い確率で、せっかく編集し調整した作業が全て巻き戻ってしまいます。うわー。
ある程度いじったらパーツの取り外し→再装着を行い、編集情報をサーバ側に保存させます。念のためコピーを取っておいてもいいですね。
調整作業は、アニメファイルを直クリックしアニメーションを再生したり、実際に歩き回ったりと、様々な方向から観察します。シェイプがはみ出していないか…手足が突き抜けていないか…じっくりと納得できるまで調整です。
カメラを遠くまで引いた時に、なにやらちらちら崩れたように見える場合は、編集-環境設定-グラフィック1のオブジェクトメッシュを下げてみてください。遠くから見た時と同じように、見た目のポリゴン数が減った状態で描画されます。

この、ポリゴンが減った状態での調整はあくまで目安ですので、執拗にこだわる必要はない、と個人的には思います。透明プリムでシェイプを削ってもいいですしね。かわいさ優先。
4)最終調整とパッケージング 必要なもの SLクライアント/Photoshop/Illustratorとか必要に応じて
最初のメモを見つつ、何が足りないのか悩みながらひたすら調整を繰り返します。
それに応じて手持ちのアイテムや小物を作成。その結果こっちに夢中になってしまうこともしばしば。
これでよしっ、と自分のOKが出ましたら、撮影してパッケージを作成です。
撮影の際は、背景に置いたプリムを明るさ全開にし、Ctrl+Alt+F5を押し自分の影が消えた状態で撮影を行えば、画像加工ソフトで背景を抜く場合に作業がスムーズです。透明プリムの台に乗るのもいいですね。

…と、このような段階を経て完成となっていきます。
SecondLifeにおいては、ボーンの仕込み作業や影響範囲の設定・モーション作成などムズカシイ事をすっ飛ばして、そこいらの3Dソフトよりよっぽど簡単に"動く自作キャラクター"が作成可能です。
これまでの3Dソフトに挫折しちゃったという人も、3Dはわかんないよという人も、ぜひ、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
あなたの想像が頭の中を飛び出し、この世界中をてくてくと歩き出す日を楽しみにしていますね。
あくまで一例ですので、わずかでも何かの足がかりになれば…。
1)まずは 必要なもの 紙・シャーペン/おかし/アイス/果汁100%ジュース
まず何からはじめるかと言うと、当然ですが何を作るかを決めます。
これは大部分、"自分が欲しい物"で決まってくるようです。無いから作ろう、自分ならこうかなぁ。というとっかかりです。
昔のラクガキやメモ、その時好きなモノなんかを頭の中でコネコネしつつ紙に適当に。ひゃっほー。
自分はすごく忘れっぽいので、描いておかないと忘れちゃいます。自分以外にはさっぱりわからない図がA4コピー紙にずらり並びます。

いきなりプリムに向かうのもアリなのですが、これはプリムの形の特性に引っ張られてしまう気がしますので、まずはダラーっと紙に描いていきます。欲しい要素や取り入れたい形、シルエット、雰囲気とか。プリムで作製可能なのか? はこの時考えません。
最終的な着地点をこの時決めて、作成中はこれを見つつ作業を進めていきます。
2)形を作る 必要なもの SLクライアント/鏡面反転スクリプト
さて、何を作るかが決まりましたらプリム編集です。
まずは作業土台となります四角プリムに、鏡面反転スクリプトのbaseを流し込みます。

この四角を切りのいい座標に移動させ、前後左右の基準座標として作業を進めていきます。この土台が妙な位置にあると作業がしにくかったりしますので、これは必ずX,Y,Zとも切りのいい座標に。
右手左手など左右対象物を作製するときは、片方作ってこの土台で反転コピーを撮ることになります。
さて、ここらではじめて、土台の上に作りたい形を置いていきます。タイニーはなかなか大きさの目安がわからなかったりしますので、隣に実サイズのTinyマネキンを置いてやり、プリムの流用なんかもしつつモデリングを進めます。

作業を中断する際は、土台にタイニー名・日時を記録し、地面に置いてあるプリムを全て選択。最後に土台を選択して、右クリックからまとめてコピー、あるいはTake。
これで各パーツや土台からの位置関係など、作業環境を全部、まるまるセーブする事が可能です。
作業再開時は、持ち物の中からそのタイニーの最終日時のモノを展開すればOK。その時も全体の位置を土台の座標の切りのいい数字に揃えます。ばちん。
3)装着して調整 必要なもの SLクライアント/タイニーボディークラッシャー/タイニー用シェイプ/シェイプ消し用特殊透明プリム
ある程度納得できる形になりましたら、手や足、頭など、それぞれの部位に分割してリンク。タイニーボディークラッシャー(タイニーの体型になるスクリプト)とタイニー用シェイプを装備し。実際に手足に装着し動かしつつ調整します。
この時、手や足・髪などそれぞれのパーツごとに、いくつかの予備プリムをリンク付けておくと便利です。

こうしていくつか余分なプリムを仕込んでおくと、もう少し形が欲しいな、という時や、シェイプのはみ出しを特殊透明プリムで削る時など、後からプリムを追加したくなった場合、いちいち体から外してリンクをバラす必要が無く、このプリムをずずっと引っ張ってきて使用すれば良いので、体に装着したそのままで調整を続けることが可能です。
この予備プリムは最終調整時にリンクを外して消してしまってもいいですし、メンテ用に少しだけ残して入れておくのも手だと思います。
この時の注意点をひとつ…。プリムの編集情報は体に装着したままではなかなかサーバ側に保存されないようです。1時間装着したまま調整…とかはとても危険です。悲劇の予感です。この状態でSIMやクライアントが落ちた場合、かなり高い確率で、せっかく編集し調整した作業が全て巻き戻ってしまいます。うわー。
ある程度いじったらパーツの取り外し→再装着を行い、編集情報をサーバ側に保存させます。念のためコピーを取っておいてもいいですね。
調整作業は、アニメファイルを直クリックしアニメーションを再生したり、実際に歩き回ったりと、様々な方向から観察します。シェイプがはみ出していないか…手足が突き抜けていないか…じっくりと納得できるまで調整です。
カメラを遠くまで引いた時に、なにやらちらちら崩れたように見える場合は、編集-環境設定-グラフィック1のオブジェクトメッシュを下げてみてください。遠くから見た時と同じように、見た目のポリゴン数が減った状態で描画されます。

この、ポリゴンが減った状態での調整はあくまで目安ですので、執拗にこだわる必要はない、と個人的には思います。透明プリムでシェイプを削ってもいいですしね。かわいさ優先。
4)最終調整とパッケージング 必要なもの SLクライアント/Photoshop/Illustratorとか必要に応じて
最初のメモを見つつ、何が足りないのか悩みながらひたすら調整を繰り返します。
それに応じて手持ちのアイテムや小物を作成。その結果こっちに夢中になってしまうこともしばしば。
これでよしっ、と自分のOKが出ましたら、撮影してパッケージを作成です。
撮影の際は、背景に置いたプリムを明るさ全開にし、Ctrl+Alt+F5を押し自分の影が消えた状態で撮影を行えば、画像加工ソフトで背景を抜く場合に作業がスムーズです。透明プリムの台に乗るのもいいですね。

…と、このような段階を経て完成となっていきます。
SecondLifeにおいては、ボーンの仕込み作業や影響範囲の設定・モーション作成などムズカシイ事をすっ飛ばして、そこいらの3Dソフトよりよっぽど簡単に"動く自作キャラクター"が作成可能です。
これまでの3Dソフトに挫折しちゃったという人も、3Dはわかんないよという人も、ぜひ、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
あなたの想像が頭の中を飛び出し、この世界中をてくてくと歩き出す日を楽しみにしていますね。
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この記事へのコメント
おー、本格的や
昔友達の同人誌の下書き見せてもらったときのことを思い出しました(何)
私のアザラシっぽい何かシリーズ(?)も、メモ紙の走り書きから誕生しました。
昔友達の同人誌の下書き見せてもらったときのことを思い出しました(何)
私のアザラシっぽい何かシリーズ(?)も、メモ紙の走り書きから誕生しました。
Posted by むじ
at 2007年10月10日 02:28
at 2007年10月10日 02:28こんにちはー。
SLクライアント上で形を探りつつ作っていくやり方ももちろんありますけれど、
最初にゴールを決めて作ってみる、という進め方の、あくまで一例を書いてみました。
ラクガキの気の抜けたイイ線って、なかなか再現しにくかったりしますよねぇ。
そこんとこ、むじさんの紹介されてるSculp作成ソフトがすごく気になります。
SLクライアント上で形を探りつつ作っていくやり方ももちろんありますけれど、
最初にゴールを決めて作ってみる、という進め方の、あくまで一例を書いてみました。
ラクガキの気の抜けたイイ線って、なかなか再現しにくかったりしますよねぇ。
そこんとこ、むじさんの紹介されてるSculp作成ソフトがすごく気になります。
Posted by Cue Fride at 2007年10月10日 12:28
はじめまして。
制作日記、面白く読ませていただきました。w
必要なものの中の「100%果汁ジュース」に激しく同意してしまいました。w
作業してると、どんどん無口になって口の中がなんかこう甘酸っぱいものを求めてくるんですよね…。
アタマを使うのには糖分も必要らしいし。
でも長時間、こもるとなると糖分ばかりとるのも問題・・・。
個人的には、「コレは甘いけど、果汁だからいいのっ」と言い聞かせながら飲んでます。
制作日記、面白く読ませていただきました。w
必要なものの中の「100%果汁ジュース」に激しく同意してしまいました。w
作業してると、どんどん無口になって口の中がなんかこう甘酸っぱいものを求めてくるんですよね…。
アタマを使うのには糖分も必要らしいし。
でも長時間、こもるとなると糖分ばかりとるのも問題・・・。
個人的には、「コレは甘いけど、果汁だからいいのっ」と言い聞かせながら飲んでます。
Posted by Nooker.S
at 2007年11月10日 15:38
at 2007年11月10日 15:38はじめましてー、いらっしゃいませ。
これからの季節だと、お茶とかレモネードとかになってきますねぇ。
最近はロイヤルホストのドリンクバーのココアを飲むと、えらくすぱっと頭が冴える気がしておりまして…あの味の秘密を研究中です。
これからの季節だと、お茶とかレモネードとかになってきますねぇ。
最近はロイヤルホストのドリンクバーのココアを飲むと、えらくすぱっと頭が冴える気がしておりまして…あの味の秘密を研究中です。
Posted by Cue Fride at 2007年11月13日 01:09


